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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2007年8月28日 北京 土屋春明

中国・青海省興海県、非鉄金属基地建設へ

 安泰科によれば、興海県資源開発プロジェクト推進会議は青海省興海県莫多水力・電気有限責任公司、青海省南部鉱業有限公司等5社の企業と総投資額2.47億元の開発協定を締結した。開発協定の内容は賽什塘-銅峪溝を対象とする青海銅資源開発基地の建設及び什多龍―索拉溝を対象とする海南州鉛・亜鉛開発基地の建設である。
 興海県は鉱物資源、水力・電気、農業・牧畜、観光の4つの資源に恵まれ、国内31か所の重要探鉱県及び青海省10か所の重要資源開発地域の一つに指定されている。現在、銅、鉛、亜鉛、モリブデン、金、水銀、銀など72箇所の鉱徴地が確認されている。
 青海省の「第10次5ヵ年計画」期間中の重要鉱産資源開発プロジェクトである賽什塘銅鉱山は、2003年8月に生産が開始され、現在、7,900万元を投入し、2期工事を実施中である。什多龍鉛・亜鉛鉱山への投資額は1,100万元を予定している。

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