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- 鉱種:
- 金 銅 ベースメタル
モンゴル・Rio Tinto、Oyu Tolgoi銅-金鉱山開発の折衝に存在感
8月下旬、Rio Tinto社のCEOであるTom Albanese氏を団長とする一行がモンゴルの大統領、首相以下、政治リーダーを訪問した。
この訪問に関連して、モンゴル政府は、「Rio Tinto社は同プロジェクトの交渉経緯に非常な関心を示しており、増資も視野に入れている。」と述べている。また、Rio Tinto社のAlbanese氏は、この契約について独立した第3者委員会で審査し、公正さを確認したいとしている。
Oyu Tolgoiの投資契約の承認はまだ下りておらず、9月3日に再招集される議会において審議が継続される。その問題点については明らかにはなっていないが、焦点は2006年に導入されたWindfall税の適用についてであり、7年以内にIvanhoe Mines社とRio Tintoが製錬所を建設するならば、20年間効力を発揮しないとの噂もある。モンゴル政府もこのWindfall税の適用についてはいろいろな意見があり、検討中であると述べている。
