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ニュース・フラッシュ

2007年9月11日 サンティアゴ 菱田 元

チリ・Ojos del Salado社、Mina Santos鉱山の鉱石をCandelaria選鉱場で処理

 2007年9月6日付の地元業界紙等は、チリ・Ojos del Salado社が環境委員会(Conama)に提出した報告書によると、同社はチリ第Ⅲ州Mina Santos鉱山から出鉱した鉱石をCandelaria選鉱場に運んで処理する計画であると報じた。同社の環境影響評価報告書による計画では、6.05百万US$の予算で、Santos鉱山(坑内採掘)から最大で1,400t/日の鉱石を、現在Candelaria選鉱場に鉱石を送っているAlcaparrosa鉱山まで1kmの距離運ぶ。
 Santos鉱山は最大5,000 t/日まで生産可能であるが、現在使用しているPedro Aguirre Cerdaプラントの鉱石処理能力が3,800 t/日しかないため、この計画が持ち上がった。28tトラックを使えば、Alcaparrosa鉱山はSantos鉱山からの鉱石を最大20,000t/月まで受け入れ可能である。
 Ojos del Salado社はFreeport McMoRan Copper & Goldが所有している。Freeport McMoRanはチリEl Abra鉱山の51%、ペルーCerro Verde鉱山の53.6%権益を保有し、2007年第2四半期の銅生産量は440,438tである。

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