ニュース・フラッシュ
2007年9月11日
シドニー
永井正博
豪州・Rio Tinto、Kintyreウラン鉱床(西オーストラリア州)売却の噂
Rio Tintoは、西オーストラリア州のKintyreウラン鉱床売却という地元紙の報道に対して、どの財産が売却されるかのコメントはしないと述べた。
Rio Tintoは、先月、Alcan社の買収による381億US$の資金負担軽減のために、事業の中核にならない財産は売却することを示唆した。9月7日、地元紙がKintyreウラン鉱床が売られると報道した。
Rio Tintoは、ウラン生産会社であるEnergy Resources of Australia社の権益 68.4%を所有している。Kintyreウラン鉱床は、36,000tのU3O8があり、国内最大の未開発ウラン鉱床の一つであるが、先住権保有者との交渉が行き詰まっていることと、州政府によるウラン鉱山開発禁止の政策変更が必要であることがネックになっている。


