グルポ・メヒコ社、カナネア銅山のストライキが同社の2007年産銅量に及ぼす影響

　9月10日付け業界情報等によると、ドイツ銀行(Deutsche Bank)のアナリスト(Jorge Beristain)は、カナネア銅山のストライキによる操業停止は、グルポ・メヒコ(GM)社の2007年産銅量に影響を及ぼす可能性が高いと指摘した。報道の概要は以下のとおり。
　ドイツ銀行のレポートは、ストライキによるカナネア銅山の産銅量への影響は、約1万t/月の減産が見込まれ、2007年におけるGM社の総産銅量は、予想量の70万tを若干下回る68万tと推定している。さらに同レポートは、9月初頭には粗鉱のストックが枯渇するため、第三者からの銅精鉱の買鉱は不可避であると分析している。