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ニュース・フラッシュ

2007年9月17日 ロンドン 高橋健一

アルメニア・ロシアとウラン資源の共同調査を開始

 各社報道よれば、アルメニアとロシアの専門家同士によるアルメニアにおけるウラン資源の共同調査を開始したと、アルメニアMovsisianエネルギー大臣が述べたことを報じた。報道では、同大臣は、アルメニアのウラン資源は、同国経済にとって重要な位置付けとなる資源量が確認されているとしているが、機密情報扱いとして、共同調査プロジェクトの具体的な場所は明らかにされていない。本件は、ロシアRosatomとアルメニア環境保護省が今年4月に調印したウランの地質調査、採掘、鉱石処理分野での共同調査実施が進捗したものであり、その共同調査計画では、現在3万tとされているアルメニアのウラン資源量の拡大を目的としたものである。ロシア専門家の見解によれば、同国のウラン資源はさらに50~100%拡大するのではという見方も、報道では紹介されている。

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