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豪州・Cazaly社、Shovelanna鉄鉱石鉱区(西オーストラリア州)の帰属を巡って最高裁へ控訴
Cazaly Resources Ltd.(本社パース、以下Cazaly社)は、8月末の西オーストラリア州Court of Appealの200百万tのShovelenna鉄鉱石鉱区の帰属を巡ってCazaly社の訴えを却下した裁決に対して、連邦最高裁判所に正式に控訴することとした。
Cazaly社は、法廷弁護士と最高裁の専門家の意見を聞いて、Court of Appealの裁決に対して控訴する法的根拠があると判断した。
この決定は、鉱区帰属につき勝訴したRio Tinto及びCazaly社とRio Tintoと州政府の訴訟費用の支払い命令に直面しているCazaly社の株主の反感を買っている。
本件は、2005年に鉱区保有を主張し損ねたRio Tintoに対してCazaly社がPilbaraのShovelanna鉱区を申請し認められたことに端を発し、州政府資源大臣John Bowlerが2006年にRio Tintoへの鉱区返還を決定したことにより、裁判となっているものである。
