中国・五鉱集団公司、ポーランドKGHMと国内外非鉄金属資源の共同開発実施へ

　安泰科によれば、国内最大のベースメタル販売会社である五鉱集団公司は世界第6位の銅生産企業であるポーランドKGHMと北京で資源の共同開発協定を締結し、国内外の非鉄金属資源の共同開発を実施する。両社は、ポーランド、中国又は第三国で銅鉱床開発事業を実施する計画である。また、両社が非鉄金属資源の共同開発を実施する目的はKGHMの鉱業開発・生産実績と五鉱集団公司の資金力と高い販売能力を結びつけ、より競争力を強化するためである。
　 五鉱集団公司とKGHMとは1997年から輸出入パートナー関係を築き、10年間継続している。KGHMは世界第6位の銅生産企業、第2位の銀生産企業で自山鉱による銅金属埋蔵量は1,560万tに達している。五鉱集団公司は既にチリのコデルコと銅資源共同開発協力協定を締結し、毎年、チリから約6万tの銅地金を輸入している。