エクアドル・Juninプロジェクトの鉱業活動中止命令

　地元業界紙等によると、Galo Chiriboga石油・鉱山大臣は9月25日、Acsendant Copper社に対して、地元住民との合意を取りつけていなかった、Juninプロジェクトに関する地元住民との交渉を含むすべての鉱業活動の停止命令を出した。同大臣は、この決定は法的行政措置であり、事業活動開始前の地元住民との合意は憲法第88条に規定されており、同社は違憲行為があったとするとともに、本権益の取り消しもあり得ると説明している。
　一方、José Serrano鉱業次官は、現在、これまでにエクアドル全土で承認された鉱業権益を一件一件審査中であり、10月中には審査結果を発表すると述べた。