カナダ･Yamana Gold社による産金3社統合なる

　2007年6月27日から始まったYamana Gold社による産金3社の統合について､Yamana Gold社がMeridian Gold社の一株当たりの現金を6.5$から7.0$に引き上げ､総額35.6億$としたことから､Meridian Gold社はこの提案を受け入れた｡
　Yamana Gold社は､当初Meridian 社の一株当たりの現金を3.15$としていたが､徐々に引き上げ､4回目となる今回の提案では7$まで上げたことになる｡
　 この3社統合により､Yamana Gold社は､ブラジルのChapada銅・金鉱山、Jacobina金鉱山を含む6つの金鉱山に加え､Meridian Gold社の保有するチリ北部El Penon金-銀鉱山(金生産量300千oz/年)､Northern Orion Resources社の保有するアルゼンチンCatamarca州Bajo de la Alumbrera銅-金-モリブデン鉱山の権益12.5%､隣接するAgua Rica銅-金-モリブデンプロジェクト(権益100%)を手中にし､Barrick、Newmont、Goldcorp、Anglogold、Goldfieldに次いで世界第6位の産金会社となる。
　統合会社の金生産量は､2007年に1百万oz､2008年に1.2百万oz､2009年には1.5百万oz､そして､2012年までに2.2百万ozを目指す｡