ニュース・フラッシュ
2007年9月28日
シドニー
久保田博志
豪州・ERA社、Ranger鉱山埋蔵量拡大
Energy Resources Australia Limited(本社ダーウィン、Rio Tintoの68%子会社、以下ERA社)は、9月27日、Rangerウラン鉱山の埋蔵量が4,857tU3O8(品位0.16%U3O8、カットオフ品位0.086%U3O8)増加したと発表した。
この埋蔵量の増加により、同鉱山の採掘期間は2012年に伸び、貯鉱した鉱石の処理を含めて2020年までの操業が可能となる。今後、10百万A$を費やして拡張のための調査が行われるが、増加したウラン埋蔵量へのアクセスのための露天採掘ピットの拡張に57百万A$程度の投資が必要となると見られている。また、ERA社は、拡張に伴って45名の新たな雇用が創出されるとしている。
