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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2007年10月9日 サンティアゴ 菱田 元

チリ・第Ⅰ州CopaquireプロジェクトでPBX社は銅量160,000tを確定

 10月2日及び4日付の地元業界紙によると、カナダ・バンクーバーのInternational PBX社は、チリ第Ⅰ州のCopaquireモリブデン~銅プロジェクトの確定鉱量を粗鉱量1億6千万t、品位 銅0.106%, モリブデン0.049%(カットオフ品位 銅0.03%)と発表し、また2008年開始と同時に経済性評価を実施すると述べた。確定金属量は銅374百万b(157,396t)、モリブデン173百万bとなる。また、同社は推定鉱量として粗鉱量1億9千3百万t、品位 銅0.096%, モリブデン0.043%(推定金属量で銅183百万b、モリブデン409百万b)を提示した。
 International PBX社は経済性評価を実施するエンジニアリング会社を探しており、2008年の年初から2~3か月の間に評価することを期待している。また、残りの探鉱予算が900万C$であるため、Copaquireにおいて3台のリグでボーリング探鉱を継続し、今後9か月間に月約100万C$を使っていくとも述べた。
 Copaquireプロジェクトはチリ第Ⅰ州に1,457haの鉱区面積を占める。International PBX社はチリでこの他にTabaco,Tierra de Oro,Sierra Pintadaに鉱区を所有している。

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