ニュース・フラッシュ
2007年10月11日
リマ
西川信康
ペルー・労働省、Southern Copperの労働者に対する昇給につき8日以内に決定
Southern Copperの労使交渉は、残業代や休日出勤等のテーマに関する合意に達し生産は再開したものの、昇給、交渉終了による特別給付金、労働時間、給与の年末調整の4点については未だ最終的な合意には至っていない。なお、昇給についての最終的な決定は労働雇用促進省(労働省)に委ねられ、同省は8日以内に最終決定を発表する。ガルシア大統領は、労働省による決定は最終的なものであり、労使共に異議を唱えることは違法行為となるだろうと述べた。
一方、ILO製錬所の労働者組合のガジェゴス代表は、11%以下の昇給は受け入れない方針を明らかにしており、ストライキはあくまでも「中断」中であることを強調した。