チリ・CODELCO、Andina鉱山の拡張計画が下請け従業員のストライキにより延期される

　10月10日付け地元業界紙によると、CODELCO、Andina鉱山の拡張プロジェクトが2007年6～7月に発生した下請け従業員のストライキにより遅れる見込みとなった。CODELCOの発表によると、当初は8月末時点で拡張プロジェクトの12%を完成させる予定であったが、下請け従業員のストライキと抗議行動により、計画が遅れている模様である。
　Andina鉱山では約1か月続いた下請け従業員によるストライキ中に鉱山へのアクセス道路の封鎖や直轄従業員の安全を脅かす過激な抗議行動が頻発した。
　Andina鉱山の第1フェーズの拡張プロジェクトは2009年までに現在の72,000t/日の鉱石処理量を92,000t/日に増加させることを目的として実施されており、更に第2フェーズで230,000t/日まで処理能力を増加させる計画である。