ニュース・フラッシュ
2007年10月16日
サンティアゴ
菱田 元
アルゼンチン・Las Aguilasプロジェクトの鉱量評価、Castillian社(カナダ)が2007年末までに完了
2007年10月11日付の地元業界紙等によると、カナダ・トロントのCastillian Resources社は、アルゼンチンSan Luis州のLas AguilasプロジェクトのNI43-101基準に沿った鉱量評価が2007年末までに終了すると述べた。2007年5月にCastillian社はカナダ・バンクーバーのMarifil Mines社との修正合意書に署名し、Marifil社所有のLa Aguilasプロジェクトの権益を65%まで取得できることになった。
Las Aguilas鉱床を対象としたCastillian社の最近の探鉱ボーリングでは、幅60.8m;品位 ニッケル 0.78%、銅 0.5%、コバルト 0.05%の鉱化帯を捕捉し、その中には幅12.6m;品位 ニッケル 1.19%、銅 0.75%、コバルト 0.07%の部分が含まれる。もう1孔の探鉱ボーリングでは、幅10.2m;品位 ニッケル 0.58%、銅 0.38%、コバルト 0.03%、プラチナ 0.56g/t、パラジウム 0.54g/t、金 0.27g/tの鉱化帯を捕捉した。
「プラチナ、パラジウム、金の品位が相当な値を示しており、貴金属類がこの鉱床にかなりの価値を与え得る。」とCastillian社は述べた。Las Aguilas east鉱床とLas Aguilas west鉱床との間には、粗鉱量220万t;品位 ニッケル 0.52%、銅 0.04%、コバルト 0.3%(カットオフ品位 ニッケル 0.3%)の既存鉱床があるが、これはこの鉱量評価には含まれないとのことである。
