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ニュース・フラッシュ

2007年10月19日 シドニー 久保田博志

Iluka社、2007年第3四半期報告

 Iluka Resources Limited(本社パース、以下Iluka社)は、10月18日、2007年第3四半期報告を発表した。
 ジルコン生産量は、Murray Basin地区(南オーストラリア州)で前四半期比11.5%増加の39.5千tと増加したものの、South West地区(西オーストラリア州)の天候不順とMid West地区での鉱石品位低下が影響して全体では前四半期比13.3%減少の121,967tとなった。
 ルチル生産は、CRLとMurray Basin地区の生産が堅調であったことから前四半期比4.6%増加の55,191tとなった。
 人工ルチル生産量は、South West地区でキルンのメンテナンスがあり、前四半期比4.8%減少の131,017tとなった。
 イルメナイト生産量は、前四半期比1.1%減少の398,128tとなった。
 Iluka社のミネラルサンドの総販売量は、前四半期比26.8%増加の591,691tとなった。
 Iluka社のDavid Robb社長は、今後、5~7年間でジルコン販売量を60%増加する計画を明らかにしているが、市場価格の下落などを警告するアナリストもいる。

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