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- 鉱種:
- 金 ベースメタル
パナマ・モレホン金プロジェクト、2008年3月フル操業開始
2007年10月19日付け業界情報等は、ペタキージャ・ミネラルズ社(Petaquilla Minerals Inc. 本社バンクーバー)がパナマに保有するモレホン金プロジェクトのフル生産開始予定が2008年3月である旨報じた。同社コバチェビッチ(Gianni Kovacevic)副社長によると、プラント建設工事が完了し次第、2008年1月に生産を開始した後、漸次増産し3月までにフル操業に移行する予定である。同プロジェクトでは、粗鉱処理量2,200t/日により産金量120,000oz/年を見込んでいる。
一方、同社は2007年9月までの探査結果に基づくモレホン金プロジェクトの資源量評価の見直しを、10月18日付け同社HPに発表した。同HPの発表によると、同プロジェクトの資源量(含有金量)はカットオフ品位を0.3g/tとすると、精測資源量(measured resource)593,327oz、概測資源量(indicated resource)317,696oz、予測資源量(inferred resource)458,502ozと評価され、合計の金資源量は2007年4月の評価と比較して40%増加した。同社ファイファー(Richard Fifer)社長は、「モレホン金プロジェクトの合計資源量が百万ozを突破し、最終目標である可採金量1.5百万ozの確保に前進した。1.5百万ozの可採金量の確保により、当初設備の粗鉱処理量2,200t/日は、5,000t/日まで拡大することが可能である」旨のコメントを発表している。
