カナダ･SudburyにおけるXstrataとCVRDの共同運営間近

　地元紙等によると､Xstrata Nickel社とCVRD Inco社は､2007年末までに､SudburyにおけるJV若しくは共同運営に係る契約を締結するだろうと報じた｡
　2007年8月､Xstrata Nickel社はCVRD Inco社との間でSudburyの運営をシェアリングすることにより､旧Farconbridge時代より300百万$の節約ができると述べていた｡
　Xstrata Nickel社のCEOであるIan Pearce氏は､「2社は契約締結に向け精力的に検討を重ねてきているが､まだ最終的な内容は決まっておらず､その形態はJV､資産スワップ､または､共同運営による相互のシナジー効果であるかもしれない｡しかしながら､2007年末までには発表できるだろう」と述べている｡
　なお､この共同運営構想について､2007年1月のストの際､労働者側は人員削減に繋がるとして問題視していたが､Xstrata Nickel社側は労働組合員への影響はないと述べていた｡