ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
リオドセがペルーの銅資源に注目
業界紙等によると、ペルー国内に合計40万ヘクタールの鉱区を所有するリオドセの子会社Misky Mayoのベレラ代表によると、リオドセにとってペルーは最大の銅探査対象国であり、最近では特にラ・リベルタ県とカハマルカ県で銅探査を強化していると語った。
ラ・リベルタ県では既にボーリングを完了している一方、カハマルカ県では探査を開始したところであるという。ベレラ氏は、これらの新規プロジェクトの探査結果が出るのはまだ当分先のことであるとしつつ、2003年の政府入札で獲得したBayovarリン鉱山開発プロジェクト(ピウラ県)のインフラや物流ライン、港湾を利用することで相乗効果を得たいとコメントしている。
また、同社の主力商品である鉄鋼石に関してもペルー国内でのプロジェクトに関心を寄せている。ベレラ代表は、ペルーにおいて鉄資源のポテンシャルが高いのは南部であり、様々な企業が探査を行っているとしつつ、AbancayやMarconaの近隣部などの鉄プロジェクトについて調査を行っているとした。一方、リオドセが首鋼総公司(Shougang Group)を買収するとの見方についてはこれを否定した。
