ニュース・フラッシュ
2007年10月23日
サンティアゴ
平井浩二
チリ・El Teniente事業所の労働組合、労働協約改定に係るCODELCO側の申し入れを受諾
10月16日付け地元各紙の報道によると、El Teniente事業所の労働組合は労働協約改定交渉において、CODELCO側が提示した改正案を受け入れる決定を下した。
10月15日に実施された組合投票では、労働者から情報不足や投票日を祝日に当てたことなどに関して不満の声があがったが、事業所全体の60%に当たる2,608人が参加し、賛成1,354票、反対1,254票と僅か100票差でCODELCO側の改正案受入が決定された。
CODELCOが提示した主な条件は、ベースアップ3.5%、特別手当7,200,000ペソ(約14,400US$)、ソフトローン2,400,000ペソ(約4,800US$)で、更に欠勤問題の改善を目的とした休暇手当の増額並びに健康・教育の改善に拘わる改正案が含まれている。本契約は2008年4月1日から39か月間適用される。
