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ニュース・フラッシュ

2007年10月23日 サンティアゴ 平井浩二

チリ・Anglo American、チリでの鉱山操業を拡大

 10月17日付け地元業界誌によると、Anglo AmericanのCynthia Carroll社長は、Poniachikチリ鉱業大臣との会合において、Anglo Americanはチリでの鉱山操業を急速に拡大する意向であることを明らかにした。
 同社の発表によると、チリ第Ⅴ州に保有するLos Bronces鉱山の鉱石処理能力を現在の58,000t/日から160,000t/日(2011年操業予定)に増加させる。これにより銅生産量が370,000t/年、モリブデン生産量が5,400t/年となる。Los Bronces鉱山の2007年上半期の銅生産量は112,400tであった。
 一方、Anglo Americanが44%の権益を有するCollahuasi鉱山では大規模な拡張工事が計画されており、現在の440,000t/年の銅生産量を2010年に650,000t/年、2014年に1,000,000t/年まで増加させる予定である。

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