閉じる

ニュース・フラッシュ

2007年10月25日 シドニー 永井正博

Perilya社、2007年第3四半期報告

 Perilya Ltd.(本社パース、以下Perilya社)は、2007年9月末四半期報告で、亜鉛金属量35,700t、鉛金属量13,300tの生産を達成したことを公表した。
 Broken Hill鉱山(NSW州)の生産は、含有金属量で亜鉛23,000t、鉛13,300tであり、徐々に増加の操業が続いている。Broken Hill鉱山での鉱石採掘と鉱石処理は、対前期比7.3%増と5.6%増であったが、鉛の品位低下と低回収率により、亜鉛・鉛金属合計の生産は2007年6月末四半期と同程度であった。
 Flindersプロジェクト(南オーストラリア州)では、2007年3月に採掘開始されたBeltana露天掘から、32,700tの直接船積み出荷ができる高品位鉱石(亜鉛品位38.9%)が採掘されている。Beltana露天掘では12月四半期に最初の船積みに向けて、43,200tの高品位鉱(亜鉛品位37.7%)が貯鉱されている。
 また、同じくFindersプロジェクトのReliance鉱床のボーリング探鉱では、幅21m、亜鉛品位48%、幅28m、亜鉛品位19.4%の鉱徴を捕捉している。
 今四半期、Perilya社は、Daisy Milano金鉱山(西オーストラリア州)と他の関連する金の権益をSilver Lake Resources Ltd.(本社パース、以下Silver lake社)に売却することを公表した。売却額は、14.75百万A$であり、内訳は、キャッシュで8.5百万A$、Silver Lake社の株で6百万A$、ロイヤルティが25万A$である。
 Perilya社は、2007/08年度で、含有金属量で亜鉛約120,000t~140,000t、鉛70,000t~ 80,000tを生産販売すると述べた。

ページトップへ