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ニュース・フラッシュ

2007年10月28日 リマ 西川信康

ペルー・労働省、Southern Copper社労働者らの昇給承認で、鉱山ストライキは沈静化

 業界紙等によると、労働雇用促進省は、10月27日、Southern Copper社の賃金交渉に関する最終決定を行い、2007年に11%、2008年に5%の昇給とする旨を発表した。なお、11%昇給は2007年3月から遡っての適用となる。また、今回の交渉終了に対する和解金は、労組に属し有効期限内の契約を持つ労働者に対して8,100ソーレスが支給されることも決定された。
 これに先立って10月9日、Southern社労使は昇給その他の交渉事項に関する最終決定を労働省に委ねることで合意し、10日にストライキが中止されていた。
 モアCuajone労組書記長は、労働省の決定に組合側は大変満足していると表明し、残る懸案事項は労働時間のみであるとコメントした。

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