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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2007年10月30日 サンティアゴ 菱田 元

BHP Billiton 2007年第3四半期に対前年同期比23%増の307,800tの銅を生産

 10月23日付の地元業界紙によると、BHP Billitonは最新の生産報告書で、2007年第3四半期は対前年同期比23%増の307,800tの銅を生産したが、これはチリのEscondida鉱山とSpence鉱山の生産増に負うところが大きいと述べている。
 Escondida鉱山の硫化鉱物リーチング計画は継続しており、同鉱山の銅カソード生産は前年同期の17,500tに対して30,900t(うち57.5%がBHP Billitonのシェア分)増加した。同鉱山の精鉱からの銅は、前年同期の129,700tに対して167,000tまで増えた。また、金は前年同期の17,049ozから23,194ozに増加した。精鉱中の銀は前年同期の72.4万ozから112万ozに増加した。
 BHP Billitonが100%所有するSpence鉱山では、2007年第3四半期に23,900tの銅カソードを生産した。同鉱山は2007年初頭に本格的商業生産を開始している。
 セロ・コロラド鉱山では前年同期の27,400tに対し23,100tの銅カソードを生産した。

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