ニュース・フラッシュ
2007年10月30日
シドニー
久保田博志
フィリピン・Oceana Gold社、Didipio鉱山開発でフィリピン当局が調査
Oceana Gold Limited(本社メルボルン、以下Oceana社)が、Didipio銅・金鉱山開発に関して、フィリピン当局の特別調査の対象の一つとなっている。
フィリピン当局(Philippines Environment and Natural Secretary)は、Oceana社がDidipio銅・金鉱山周辺の土地所有者の全てに対して適切な対応をしていないとの訴えを受けて、特別調査を命じた。NGOのOxfamが先月、鉱山開発許可前にOceana社によって村民が脅迫されていたとする報告書を発表しているが、同社はこれを否定している。
Didipio銅・金プロジェクトは、Oceana社がClimax Mining Limited(本社シドニー)と合併した際に取得したもので、2009年生産開始、操業期間15年を予定している。
