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ニュース・フラッシュ

2007年11月2日 メキシコ 小島和浩

ホンジュラス・エルモチト多金属鉱山、フル操業再開を検討

 ブレークウォーター・リソーシズ社(Breakwater Resources Ltd. 本社トロント)は、ホンジュラスに保有するエルモチト(El Mochito)多金属鉱山のフル操業を回復させるため、Pozo Azul地区の廃滓ダムの再使用を検討している旨、2007年10月26日付け同社HPに発表した。同HPの発表の概要は以下のとおり。
 同社は、最近堆積を開始したSoledad地区の廃滓ダムの漏水を発見したため、10月18日にモチト鉱山の鉱石処理を中止したが、Pozo Azul廃滓ダムに尾鉱を堆積することにより、試験的に鉱石処理を再開した。Pozo Azul廃滓ダムを拡張することにより、24か月分の廃滓を堆積することが可能である。同社は現在、同廃滓ダムの銅含有量をコントロールするために必要な最適試薬投入量を決定するための試験を実施している。なお、Soledad地区の漏水事故による水質汚染は、今のところ確認されていない。

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