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- 鉱種:
- 金 銅 ベースメタル
ペルー・Cerro Corona金・銅プロジェクト、Gold Fieldsの生産開始遅延
業界紙等によると、Gold Fields(南ア)は、ペルー・カハマルカ県のCerro Corona金・銅プロジェクトの進行が4か月間遅延し、当初の2008年第1四半期中の生産開始から第2四半期にずれこむとともに、開発投資額が当初の343百万$から421百万$に増額する見通しであることを明らかにした。
生産開始の遅れは、尾鉱堆積場と選鉱場の建設が遅れていることが主要因としている。また、開発投資額増額の理由としては、尾鉱堆積場の建設費用と人件費の増大などであると説明している。
Gold FieldsのIan Cockerill代表は、プロジェクトの遅延やコスト上昇はマイナス要因と認めつつ、プロジェクトそのものは健在であると強調した。
Cerro Corona鉱山の年間生産量は金14万oz、銅2万7千t。精鉱は日本、韓国、欧州に供給される予定。また、生産開始後4年間の金1オンスあたりのコストは300~330$になると見られる。
