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- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
メキシコ・ピエドラス・ベルデス銅鉱山の2007年第3四半期操業実績
フロンテラ・カッパー社(Frontera Copper Corp. 本社トロント)は、メキシコ・ソノラ州に保有するピエドラス・ベルデス(Piedras Verdes)銅鉱山の2007年第3四半期の操業実績を11月12日付け同社HPに発表した。同HPの発表の概要は以下のとおり。
2007年第3四半期の銅カソード生産量は、第2四半期の15.9百万lbをやや下回る15.1百万lb(6,849t)であった。今期の銅カソード売却量は前期と同様15.7百万lbであり、売上高は50.1百万US$、純益は10.3百万US$であった。また、今期のキャッシュコスト(支払い済ロイヤルティを含む)は前期の1.10US$/lbを若干上回り、1.13US$/lbとなった。今期の生産減及び生産コスト高の主因は、グルポ・メヒコ社のストライキによる硫酸供給減のため、フル操業が行えなかったことにある。また、9月初頭のハリケーンによる集中豪雨の影響も受けている。
なお、同鉱山では既に第2期リーチパット建設工事が完了しており、2007年の銅カソード生産量を57百万lb(25,800t)と見込んでいる。また、現在進行中の第3期リーチパット建設工事終了後の生産量は、70百万lb(31,700t)/年を見込んでいる。