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ニュース・フラッシュ

2007年11月19日 バンクーバー 武富義和

Lundin社、金属価格高騰の恩恵を受け、2007年第3四半期の利益4倍に

 Lundin社の2007年第3四半期の純利益は、前年同期の30.7百万US$から123.1百万US$へと大幅増となった。なお、生産量については、亜鉛43→36千t、銅23千t→23千t、ニッケル1.5→1.6千t、鉛11→10千t、銀614→626千ozとなっており、2006年同期と同程度となっている。
 Lundin社は、2007年4月にコンゴ民主共和国のTenke Fungurume 銅-コバルトプロジェクトの権益を有するTenke Mining社、同年8月には西ヨーロッパ最大のAguablancaニッケル鉱山を保有するRio Narcea Gold社を計20.8億US$で買収している。
 なお、買収の進展により、同社の2007年の売上高構成は、亜鉛26%、ニッケル14%、鉛8%、銅52%となっている。また、新規プロジェクトの立ち上げにより、亜鉛生産は、2011年から、銅は2010年から急激に増加する見込み。

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