ニュース・フラッシュ
2007年11月24日
バンクーバー
武富義和
Kinross社の2007年第3四半期実績、売上高増加するも、コスト高で減益
Kinross社の2007年第3四半期の売上高は、前年同期の223.6百万$から275.8百万$と23%増となった。一方、エネルギーのコストアップ、米ドルに対するカナダドル高、ロイヤルティアップ等により、販売コストは321$/ozから383$/ozへと増加しており、純利益は50.3百万$から39.4百万$と22%減となった。金の生産は、前年同期の366千ozから376千ozと微増した。
同社は、9月25日に、Goldcorp社との間で、オンタリオ州の2鉱山の権益と引き替えに北部チリLa Coipa鉱山の権益を100%取得している。
2007年通年では、金生産量1.6百万oz、販売コスト355~365$/ozと予想している。これは今までの予想より生産量が若干減少するとともに、販売コストが上昇している。
