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ニュース・フラッシュ

2007年11月27日 サンティアゴ 菱田 元

ブラジル・鉱業協会の前理事が鉱業研究センターを設立

 2007年11月20日付の地元業界紙等によると、ブラジル鉱業協会Ibramの前理事Jose Mendo Mizael de Souza氏が他の産業界の経営者と共に鉱業の先進的研究を実施するセンター(Ceamin)を創設した。Ceamin代表となったSouza氏は「このセンターの目的は鉱業部門の最も経験を積んだ専門家と集めることである。焦点は研究を発展させて戦略を確立することで、それには鉱業における過去の経験がポイントとなる。」と語った。
 Ceaminは民間及び国営の鉱山会社で高い役職についている3名をディレクターで迎えるとSouza氏は語った。Souza氏によるとCeaminは単一あるいは複数の鉱山会社で承認された研究、あるいは政府の要請による研究を実施する。また、鉱業分野の新しい専門家を育てるため、Ceaminで実施した研究を大学でも実施できるようにする。
 Ceaminは決まった専門家チームだけで仕事をするのではなく、一度退職した人も含め高度な技術を有する専門家を招集し、彼らが最も経験を有する特定の分野の仕事を実施していくとのことである。

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