ニュース・フラッシュ
2007年11月27日
北京
土屋春明
中国・鉱業の対外開放を促進
安泰科・中国有色金属工業協会によれば、中国国土資源部の汪民副部長は「中国国際鉱業大会2007」で「中国は市場を一層開放し、鉱業市場と誘致サービスのシステムを整備し、鉱業投資環境を改善して、外国人投資家の合法的な権益を確保する」と述べた。外国企業が法に基づき単独資本・合弁・協力などの形で、中国で探鉱や資源開発を進めることを歓迎する方針を表明した。
汪副部長は「中国政府は政府間の鉱物資源管理交流と企業間の鉱業協力を引き続き推進し、取引両社に価格を決める権限を与え、鉱産品市場の安定的成長を追及する」と述べた。近年中国は鉱業面で外資の「誘致」を強化し、鉱業分野は外国企業が投資する重量な分野となった。これまでに100社余りの外国企業が中国での探鉱事業に投資し、主に西部地域で石油・天然ガス・石炭・鉄・銅・鉛・亜鉛・金など400余りの探鉱・採掘事業に携わっている。
