ニュース・フラッシュ
2007年12月2日
リマ
西川信康
ペルー・Michiquillay農民コミュニティ、NGO団体と一線を画す立場を表明
業界紙等によると、Michiquillay農民コミュニティのルイス・カサワマン代表は、鉱業被害者農民コミュニティ連盟(CONACAMI)や持続発展形成監査グループ(GRUFIDES)等のNGO団体による暴力行為を遺憾だとし、Michiquillay農民コミュニティは、自然環境に悪影響を及ぼさないのであれば、鉱山開発に賛成であるとの立場を表明した。
また、カサワマン代表は、Michiquillay鉱山キャンプ地への襲撃の首謀者として2006年逮捕され、数日前に釈放されたCONCAMIのサウセド指導者から距離を置くとの姿勢を鮮明にした。
同代表は「我々は、犯罪行為や暴力をはじめ、平和的な共存を脅かし、私有財産や公共物を危険にさらす全ての活動を断固として反対する。我々コミュニティの農民は、自然環境への配慮が行われることを条件に、鉱業投資には賛成だ。」と強調した。