閉じる

ニュース・フラッシュ

2007年12月4日 サンティアゴ 菱田 元

チリ・Escondida鉱山、地震により26百万US$の損失

 11月23日付の地元業界紙によると、チリのEscondida鉱山は、11月14日に第Ⅱ州で発生した地震の結果、26百万US$に相当する銅3,800tの生産減となったことをDiario Financiero紙が報じた。BHP Billitonのベースメタル部門社長のDiego Hermandez氏が述べたところによると、Escondida鉱山は電力供給が一時的に止まった後、丸一日操業を停止した。
 Hermandez氏は、BHP Billitonが所有する第Ⅰ州のCerro Colorado鉱山と第Ⅱ州のSpence鉱山も1日弱操業停止となり、合わせて6百万US$に相当する銅900tの生産減となった。
 地震が発生した地域の他の鉱山も大部分が一時的に操業停止したが、設備の損傷やダメージはなかった模様である。

ページトップへ