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ニュース・フラッシュ

2007年12月4日 北京 土屋春明

中国・チベット自治区、41種の鉱物の埋蔵量確定

 安泰科によれば、チベット自治区の鉱産資源開発ポテンシャルは大きく、現在までにチベット自治区では、101種の鉱種を発見し、そのうち埋蔵量を確定した鉱種が41種である。チベット自治区には探査鉱区が131か所あり、鉱徴地は160か所確認されている。リチウム、ホウ素、クロム、銅など11種の鉱物資源埋蔵量は国内の上位5位を占めている。
 ここ数年の開発によりチベット自治区では4か所の鉱産資源経済区が築かれた。フェロクロムを主とする山南フェロクロム鉱産資源経済区、セメント原料、一般建築用砂・石、地熱、ミネラルウォーター、銅、鉛のラサ鉱産資源経済区、砂金の採掘を主とする那曲鉱産資源経済区、マグネサイト、砂金を主とする阿里鉱産資源経済区の4か所である。今後、銅、鉛・亜鉛多金属鉱産の開発を主とする昌都鉱産資源経済区、金、銀とリチウム、ホウ素など塩湖鉱産開発を主とする日喀則鉱産資源経済区の建設が計画されている。

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