ペルー・Magistral銅プロジェクト、Inca Pacific社(カナダ)がFS結果を発表

　Inca Pacific社(カナダ)のプレスリリース(2007年12月3日付け)によると、ペルーのアンカッシュ県に位置するMagistral銅プロジェクトのFSの結果、同鉱山は、2011年に生産を開始し、年間34,100tの銅、2,869tのモリブデンを生産予定であり、マインライフは15年であることを明らかにした。また、初期投資額は402百万$で、内部収益率は14.9%、3.3年で投資資金回収の見込みであるという。
　同社Anthony Floyd CEOは、初期投資額は当初の予想より増えているが、早期に回収可能な優良プロジェクトであると自信を覗かせている。
　なお、同鉱床の鉱量(Measured & Indicated)は、銅カットオフ品位0.4%で、195.5百万t(銅品位0.51%、モリブデン品位0.052%)。