アルゼンチン・Los Azules銅プロジェクト、Minera Andes社(米国)が銅量450万t獲得を目指す

　2007年12月12日付の地元業界紙等によると、米国Washington州のMinera Andes社は、アルゼンチンSan Juan州のLos Azules銅プロジェクトで銅量80億～1,000億lb(360～450万t)の資源量確定に向けての作業を実施中である、と同社IRマネージャーのArt Johnson氏は語った。同社は2008年の第2又は第3四半期にこのプロジェクトの推定資源量評価の発表及び経済的予備評価(Scoping Study)の完成を計画している。
　Minera Andes社はLos Azulesプロジェクトの推定資源量確定のため、またScoping Studyに必要な詳細設計及び技術情報提供のため、24孔、計10,000mの探鉱ボーリングを開始した。同社はこの地区での2007～2008年の探鉱プログラムに、約3百万US$支出する。
　Los Azulesプロジェクトの51%シェア獲得のオプション権を有するXstrataは、少なくとも10年間にわたり年間銅量10万tを生産できる鉱床を求めている、とArt Johnson氏は述べた。同氏はMinera Andes社の責任と費用でScoping Studyを実施すると説明している。XstrataがこのScoping Studyの結果を評価し、プロジェクトのJVパートナーとなることを決定した場合、XstrataはMinera Andes社に対しScoping Studyの費用9～12百万US$、更にbankable FSの費用50～51百万US$を支払うことになる。