ニュース・フラッシュ
2007年12月25日
サンティアゴ
平井浩二
ブラジル・Castillian社、XstrataからMangabalプロジェクトの100%権益を獲得
12月20日付け地元業界紙等の報道によると、カナダのCastillian Resources社はXstrata Nickelに7百万US$の現金を支払うことにより、Mangabalニッケル・銅プロジェクトの権益100%を獲得する契約を締結した。Mangabalプロジェクトはブラジル、ゴイアス州に位置し、面積153,000ha、83の鉱区より構成される。
Castillian社のDavid Gower社長によれば、これまでのXstrata Nickelとの契約では、Castillian社が15百万US$の探鉱費を負担することにより権益50%を獲得することとなっていたが、同プロジェクトは大規模鉱床をターゲットにしているXstrataにとって開発するには小規模で、同社と共同で探鉱・開発を続けることは困難となった。Mangabalプロジェクトの資源量は2008年第1四半期に公表される予定である。
