ニュース・フラッシュ
2008年1月3日
シドニー
永井正博
ウクライナのPalmary社、ConsMin社をほぼ掌中へ
ウクライナ資本のPalmary Enterprises Ltd.(以下Palmary社)は、Consolidated Minerals社(本社パース、以下ConsMin社)の株式所有が90%を越えたことを公表した。
2007年12月4日、Palmary社は、Woodie Woodieマンガン鉱山(西オーストラリア州)を所有しているConsMin社への買収オファーを4.70A$/株から5.00A$/株へ引き上げる提案を行った(ConsMin社の価値は、11.52億A$ということになる)。
これを受けConsMin社の役員会は、12月6日、満場一致で、株主はPalmary社のオファーを受け入れるべきだと勧告した。Palmary社は、12月20日のオファー期限を1月8日まで延長している。
なお、買収の競争相手であったPallinghurst Resources社(本社ロンドン、以下Pallinghurst社)は、Palmary社によるオファーを受け入れると述べた。
