ニュース・フラッシュ
2008年1月8日
サンティアゴ
菱田 元
チリ鉱業大臣、7年間で170億US$の鉱業投資見込みを発表
12月31日付の地元業界紙によると、チリのKaren Poniachik鉱業大臣は、チリの鉱業は今後7年間にわたり合計170億US$以上の投資を受けるであろうと語った。「大中小規模の企業が、新規プロジェクトや既存鉱山の拡張を通じて育ってきており、鉱業がチリの経済及び社会発展に貢献し続けることを可能にしている。」とPoniachik大臣は語った。この投資見込み額は銅、金、銀の鉱山開発プロジェクトに対応する。
鉱業大臣はこの巨額な投資見込みは、高い金属価格に起因するとし、「チリ鉱業界は大きな儲けの時期を経験しているが、我々が生産し輸出している鉱物の記録的価格に感謝する。将来も引き続き有望であると思われるが、中国や他のアジア諸国で計画されている強い需要に感謝する。」と述べた。
チリで生産する大きな鉱山会社には、国営のCODELCO、BHP Billiton、Anglo American、Xstrata等がある。
