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ニュース・フラッシュ

2008年1月8日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:CODELCO、El Teniente鉱山での循環水容量拡張のための環境影響調査を提出

 2008年1月2日付の地元業界紙等によると、CODELCOはEl Teniente鉱山のColon選鉱場で用水として使用している坑内水の循環水容量拡張を計画した環境影響調査(EIA)を提出した。環境委員会Conamaに提出されたEIAによると、この計画は1,640万US$の投資額を必要とする。
 この計画ではColon選鉱場へ供給する水を150ℓ/秒から最大1,200ℓ/秒まで増やすとしており、そのために71番、72番坑道及びLa Juntaから排出される水を集積・処理する付属設備をColon選鉱場に設置する。現在のシステムでは350ℓ/秒の水をSewell選鉱場に送っている。Colon選鉱場での循環水容量拡張が完了すると、循環水は15年間有効に使われることになる。
 El Teniente鉱山は2006年に銅418,332tを生産した。

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