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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2008年1月17日 シドニー 永井正博

西オーストラリア州政府、Magellan社に鉛鉱石船積み再開の条件提示

 1月17日、西オーストラリア州政府は、2007年にEsperance港の鉛汚染で問題となったカナダ資本のMagellan Metals (本社パース、以下Magellan社)の鉛鉱石の船積み再開の条件を提示した。
 Magellan社は、西オーストラリア州環境大臣と環境保護庁が作成した条件を満たせばパース近郊のFremantle港から船積みが出来ることになる。
 条件は、前例のない厳しいもので、世界のベストプラクティスを超えるものである。
 その条件は、
 ・5百万A$の保証金
 ・鉱山と港で鉛鉱石バッグとコンテナを検査する大臣によって承認された検査官の任命
 ・健康・衛生・環境管理計画の達成
 ・輸送ルートに沿った基準値測定
 すべての条件を満たせばMagellan社は、2008年後半に生産を再開できる。

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