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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2008年1月19日 シドニー 久保田博志

Oxiana社、Martabe金プロジェクト(インドネシア)の分離・上場を検討

 Oxiana Limited(本社メルボルン、以下Oxiana社)は、Martabe金プロジェクト(インドネシア、スマトラ島)の開発に関して同社からの分離・新規株式上場を検討していると見られている。
 Martabe金プロジェクトは、2010年生産開始予定、年間生産量 金500,000oz、銀5百万ozで、Oxiana社の金事業の中核をなすものと期待されており、2007年12月、FSの結果、310百万US$規模の開発が役員会で承認されている。
 現在、インドネシア政府の開発許可を待っているが、2008年4月には許可が下りる見込みで、同社は7月までには鉱山建設を開始したいとしている。同鉱山が開発されると、Oxiana社は、Newcrest Mining Limited、Lihir Gold Limitedに次ぐ、オーストラリア企業としては金生産量3位の産金企業となる。
 一方で、Oxiana社は、銅、亜鉛を核として事業展開しており、2007年12月には、基幹鉱山であるSepon銅鉱山(ラオス)の178百万US$規模の拡張計画が役員会で承認されている。

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