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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2008年1月20日 シドニー 永井正博

豪州:Rio Tinto、Pilbaraの鉄鉱山で自動運搬システム開発へ

 Rio TintoのCEOのTom Albaneseは、鉄鉱石採掘から港湾への輸送がオートメーションとなる“未来の鉱山(mine of the future)”のビジョンを明らかにし、システム開発のために日本のコマツと提携したことを公表した。
 Rio Tinto鉄鉱石部門が2008年、2009年に購入予定の“未来の鉱山”の主たる構成要素はPilbara から1,300km離れたパースでの遠隔操作センター創設、鉄鉱石輸送のための1200kmの大半を運ぶ無人列車、インテリジェント無人トラックとインテリジェント遠隔操作ドリルを含んでいる。
 自動システムの試運転は2008年10月に始まることが期待されており、Rio Tintoは、次の3~5年内に自動システムが広く展開されることを期待している。
 Rio Tintoは、数千万A$を試運転に使う見込みで、Albanese氏は、自動システムの開発は、ほかの鉱山にとっても利益をもたらすと述べた。

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