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ニュース・フラッシュ

2008年1月21日 メキシコ 小島和浩

メキシコ:コサミン多金属鉱山の拡張工事を開始

 キャップストン・マイニング社(Capstone Mining Corp. 本社バンクーバー)は、メキシコに保有するコサミン多金属(銅・銀・鉛・亜鉛)鉱山の粗鉱処理量を2,200t/日から3,000t/日へ拡大する工事を開始した旨、2008年1月17日付け同社HPに発表した。同鉱山はサカテカス市北北西3.8kmに位置する。同HPの発表の概要は以下のとおり。
 本増産計画は2008年9月に完了する予定であり、総予算額は15%の予備費を含めて9.5百万US$である。この増産計画には、延長1,400mの新規斜坑建設工事、7.5MWまで供給可能な115KVの高圧線と変電所、クラッシャーや選鉱プラントの能力拡大、及び緊急時の電源対策を目的とした1.5MWの発電機の増設等が含まれる。2008年及び2009年の同鉱山の生産計画は下表のとおり。

  2008年 2009年
粗鉱処理量 850,000t 1,000,000t
銅生産量 30百万lb(13,590t) 40百万lb(18,120t)
銀生産量 1.3百万oz(40t) 1.5百万oz(47t)
亜鉛生産量 9百万lb(4,077t) 10百万lb(4,530t)
鉛生産量 5.1百万lb(2,310t) 5百万lb(2,265t)
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