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ニュース・フラッシュ

2008年1月21日 リマ 西川信康

ペルー:2008年の鉱山生産量は2007年を超える見通し

 エネルギー鉱山省は、2008年生産段階に入る鉱業プロジェクトが複数存在していることから、2008年の銅、亜鉛、金生産量は2007年を超えるとの見通しを発表した。
 同省によると、2008年の生産は銅130万t(07年119万t)、亜鉛150万t(07年145万t)、銀350万kg(07年348万kg)、金16万5,970kg(07年16万1,520kg)となる見通し。
 バルディビアエネルギー鉱山大臣によれば、Yanacocha鉱山が新たな年間生産レベルで安定しつつあることから2008年の金生産は前年比2%の増加、銅についてはCerro Verdeの一次硫化鉱対象の生産がフル生産となることによって9.5%の増加、一方、亜鉛はVolcan社の鉱山の拡張やCerro Lindoのフル操業開始によって増産する見通しであるとしている。

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