ニュース・フラッシュ
2008年1月22日
サンティアゴ
平井浩二
チリ:2007年の鉱業特別税(ロイヤルティ)は7.35億US$
1月16日付け地元新聞の報道によると、チリ・カトリカ大学の鉱山学部Gustavo Lagos教授は2007年の鉱業特別税(ロイヤルティ)が前年比35%増の7.35億US$となり過去最高を記録することが確実となったと発表した。2006年の鉱業特別税は5.44億US$であった。
同教授は、BHP BillitonのSpence鉱山の操業開始やEscondida鉱山の増産により、2007年のチリの銅生産量が約16万t増加する見込みであることと、2007年の平均銅価格が2006年の3.05US$/lbから5.6%増加し3.23US$/lbとなったことが鉱業特別税増加の主な理由であると説明している。
