ポルトガル：Aljustrel鉛・亜鉛鉱山、亜鉛精鉱生産開始

　Lundin Mining社(カナダ)は、2007年12月18日、同社が100%所有するAljustrel鉛・亜鉛・銀鉱山(ポルトガル)のMoinho鉱床より亜鉛精鉱の生産が開始されたと発表した。この発表によれば、14年間にわたる同鉱床のメンテナンスプログラムの成果であるとしている。また、同社は、Aljustrel鉱山において、鉛及び亜鉛の回収率が高いとされているFeitais鉱床における鉛及び亜鉛精鉱生産を当初予定の2009年上半期よりも12か月早める意向も発表している。同鉱山のフル生産は、2009年第1四半期頃を予定しており、生産量は亜鉛精鉱8万t/年、鉛精鉱1万7千t/年としている。Aljustrel鉛・亜鉛銀鉱山は、ポルトガル南部に位置しており、St.Joao、Moinho、Algares、EstcaoおよびFetaosの5鉱床からなる。マインライフは10年間だが、マインライフ延長のためのボーリング探査を2008年に実施する予定である。