ニュース・フラッシュ
2008年1月28日
リマ
西川信康
ペルー:Tia MariaプロジェクトFSが完了
業界紙等によると、Southern Copper社は、アレキパ県Tia MariaプロジェクトにおけるFSを終了した旨発表した。同社はTia Mariaプロジェクトに2008年6千500万$を投資予定で、2010年に生産開始を計画している。Tia Mariaプロジェクトの埋蔵量は6億3,800万t、銅品位は0.39%で2010年以降年間12万tの銅カソードを生産予定である。
Southern Copper社は同プロジェクトの他にも、Toqueoara鉱山及びCuajone鉱山での精鉱プラント拡張、Ilo製錬所の拡張計画など総額21億800万$を投資する計画である。
また同社は、2007年第4四半期の利益は3億1,120万$と、Cananea鉱山のストライキにより2006年同期(6億5,520万$)比で52.5%の減収となったものの、2007年通年の純利益は22億1,670万$で、前年(20億3,760万$)を上回り同社の年間最高記録となった。
