ニュース・フラッシュ
2008年1月28日
リマ
西川信康
ペルー:鉱山企業に課された罰則は82件
業界紙等によると、エネルギー鉱業投資監督庁(Osinergmin)のダンメルト長官は、現在までに鉱山企業に対して実施された処罰件数が82件、罰金総額は754万2,500ソーレス(約251万US$)に上ることを明らかにした。
このうち65件は、鉱山企業による控訴を経て第2審で処罰が決定されたもので、内訳は29件が環境基準違反、36件が労働安全基準違反となっている。なお、環境基準違反の罰金は122万8,500ソーレス、安全基準違反は304万5千ソーレスだが、現在までに支払われた罰金はこのうち32件分となっている。
一方、17件は第1審で即決定されたもので罰金総額は326万9千ソーレスにのぼり、このうち50%が安全基準違反に対して課されたものであるという。